KKS出来高融資
制度概要
01地域建設業経営強化融資制度
政府の「安心実現のための総合対策」に基づき、国土交通省が中小・中堅建設企業の皆さまの資金繰りの円滑化を図るために創設した融資制度です。
- 公共工事請負代金債権を担保に、融資が受けられます。
- 工事の出来高を超えた未完成部分を含め融資が受けやすくなります。
一定の事業者(株式会社 建設経営サービス(以下、KKSとします。))が行う転貸融資と保証事業会社の金融保証とを組み合わせることにより、中小・中堅建設企業の皆さまへの資金供給の円滑化を図ります。
転貸融資
公共工事請負代金債権を担保に、一定の事業者(KKS)から融資が受けられます。
金融保証
保証事業会社の金融保証によって、金融機関から工事の出来高を超えた未完成部分について融資が受けやすくなります。
02融資のイメージ
転貸融資
工事の出来高部分から前払金、中間前払金、部分払金および違約金を控除した金額を融資します。
対象工事
- 公共工事(公共性のある一定の民間工事(病院、福祉施設など)含む。)で発注者が債権譲渡を認めていること
- 工事出来高が2分の1以上であること
- 工事請負契約締結の際に発注者から役務的保証が求められていないこと
- 低入札価格調査等の対象となった者と契約した工事でないこと
金融保証
工事の未完成部分については、保証事業会社の金融保証により金融機関からの融資が受けやすくなります。
対象工事
- 本制度における転貸融資を受けた工事であること
- 保証事業会社で前払金保証契約を締結した工事であること
ご注意
- 地域建設業経営強化融資制度のイメージ図であり、実際の融資金額は、工事の出来高、保証事業会社の審査、融資を行う金融機関の対応等により、異なります。
- 一定の事業者(KKS)・保証事業会社・金融機関の審査により、融資できないことがありますので、予めご了承ください。